「私も本音のところ、日本は好きではありません。でも国と私は別問題、仕事と夢のために我慢です」
かつての韓国人留学生、ユンさん。韓国の準難関大学を卒業後、母国の専門学校を経て日本の大学へ。数年前から都内のIT系ベンチャーに勤めている。ユンさんには夢がある。そのために日本で我慢している。夢とは何だろう

「アメリカの大学院に進むことです。世界的な企業はもちろんですが、韓国の財閥大手に入れれば最高ですね」
しかし不思議なのは、あまりよく思われていない日本に留学して大丈夫なのかということだ。経歴に傷はつかないのか。素朴な疑問を問いかけると、それは大丈夫なのだという。日本人にはよくわからない考え方だ。

「そうですか? 気持ちと現実を分けるのが韓国人です。日本人は一緒にするから子どもっぽいです」
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