「40代独身は賃貸への入居を断られる」中年独身女性が慌てて分譲マンションを買ったワケ

■40歳を超えた時、初めて賃貸物件の入居を断られた
それは40歳を超えたときのこと。既に離婚し独身ひとり暮らしだった私は、時住んでいたマンションの隣の敷地に
大きな建築物を建てる工事が始まったのをきっかけに、引っ越すことにした。

東京の賃貸マンションは通常、2年ごとに更新料が発生する。家賃2倍もの更新料を払って同じところに住み続けるより、
引っ越して気分を変えるほうがいいからと、私は更新のたびに違う場所に転居していた。
そのときには既に、東京に出てきて12軒目の家に住んでいたところだった。

転勤を伴う父の仕事の都合で幼い頃から引っ越しが多く、住む場所を変えることに抵抗がないのも影響していると思う。
いらないものを捨てて新しい場所に移り住むスタイルが気に入っており、そのときも次に住みたい街で部屋を探し始めた。
ところが、申し込みをすると断られてしまったのだ。初めてのことだった。

■年金暮らしの両親では「保証人として不十分」
会社員として既に10年以上勤務しており、ある程度の年収もあった。それでも断られた理由を聞くと、
「40歳を超えて独身ひとり暮らしの女性であることと、年金暮らしで遠く離れた場所に住む親御さんでは
保証人として不十分だから」と告げられた。そして次々と3件もの賃貸物件の所有者に入居を断られた。
https://news.livedoor.com/article/detail/21555628/