旭川大学を公立化して来年4月に開学する大学の名称は「旭川市立大学」と決まりました。

旭川市は、定員割れが続く旭川大学の運営を学校法人から引き継ぎ、来年4月に旭川市立の大学として開学させる計画です。
この大学の名称について、市は準備委員会の意見をもとに「旭川市立大学」とすることを決め、17日の市議会で報告しました。
また、大学の理念については、準備委員会で示された案を整理したうえで、
▼豊かな人間性と国際的な視野を有し自立した人材を育成する大学、▼創造と実践で時代を切り拓く大学、▼知の拠点として地域社会に貢献する大学
の3つとすることを市議会に報告しました。

旭川市の今津寛介市長は市議会のなかで「名称や理念という大学の根幹にかかわる重要な部分が決まったことで、
大学の設立に向けてより具体的な準備を進めていくことができる」と述べ、今後、具体的な準備を急ぐ考えを示しました。
新しい「旭川市立大学」では、いまの旭川大学で設けられている経済、保健福祉の2つの学部と短大を引き継ぐほか、
令和7年には新たな学部として「地域創造デザイン学部」が設けられる計画です。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220117/7000042341.html