米首都でワクチン義務化反対集会 市民ら数千人、政府批判

米首都ワシントンで23日、新型コロナウイルスのワクチン義務化に反対する大規模集会が開かれ、市民ら数千人が参加した。接種拒否で停職処分を受けた各地の消防士などが「接種には選択の権利が与えられるべきだ」などと訴え、義務化を進める自治体や政府を批判した。

 参加者らはホワイトハウスに近いワシントン記念塔前に集まり、1キロ超離れたリンカーン記念堂まで行進した。

 政府による私生活への過大な干渉拒否を共通テーマにしながらも「人間の治癒力に任せよう」「マスクなしで息がしたい」「コロナ感染は陰謀だ」など、プラカードや旗に書かれた主張は多様だった。

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