関係しているとみられる事件
2021年
1月20日、ロス・セタスのメンバー35人が武装集団に襲撃され殺害。遺体は路上に放置される。その後、ハリスコ新世代はマタ・セタス(「セタス殺し」という意味)という名義で犯行声明を出す。
4月6日、警察の車列が待ち伏せしていた武装集団に襲われ、警察官41人が死亡、15人が負傷した。
5月22日、警察と武装集団との間で銃撃戦が発生し、警察官1人を含む49人が死亡した。
8月21日、海辺のリゾート地であるマンサニージョ近くに乗り捨てられていたタクシーの中から頭部のない13体の遺体が発見された。
9月4日、ベラクルス州で5人の頭部が麻薬組織「ハリスコ新世代(Jalisco New Generation)」の署名が入った脅迫メッセージと共に、タクシーのボンネットの上に置かれていた。
9月19日、アメリカの大学に通う男子学生3人が行方不明になりアメリカ側が解放を求めて激しい抗議をしていたが、翌日に警察署の前に頭部の無い遺体3体を押収し、3人の死亡を確認した。
10月16日、コリマ州で連邦判事夫妻が来訪した男2人から約100発の銃弾を浴びせられ射殺された。判事は2020年に組織の最高幹部のアメリカ刑務所移送の決定を下しており、その報復とみられている。
10月26日、メキシコ市内の高級住宅街でガルシア・アルフッシュ治安庁長官が乗った乗用車が、武装勢力の襲撃を受けて長官と事務員の2人が巻き添えで死亡した。 メキシコ治安当局はハリスコ新世代による犯行だとして非難するメッセージを公表した。