バブルの研究家として有名なGMOのジェレミー・グランサム氏は、米国株市場の50%下落が時間の問題だとし、投資先として新興国市場や日本のような割安な先進国のバリュー株を奨めている。

グランサム氏は、スーパーバブル終期の特徴を3つ挙げている。

・熱狂: ミーム株、EV関連、暗号資産、NFT。
・価格上昇の最後に上昇スピードが2-3倍に上がる。
・その後、相場の幅が狭くなり、投機的銘柄がアンダーパフォームし、優良株が買われる。

グランサム氏は、チェックリストはすべてチェック済みとして、守りのポジションを奨めている。

「要すれば、米国株を避け、新興国市場といくつかの割安な先進国、特に日本のバリュー株に重点を置くべきだ。
個人的には、柔軟性を保つため現金、インフレからの守りに資源、少しの金・銀を選好している」

なお、暗号資産については「裸の王様」と呼び、信頼より回避を選択すると書いている。

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