ソーセージ業界 巾着のような包装廃止へ プラスチック削減で

ソーセージのメーカーなどでつくる業界団体はプラスチックの削減を進めるため40年近くにわたって広く使われてきた巾着のように袋の上の部分をテープで結ぶ包装をやめる方針を固めました。春ごろまでに業界全体ですべての包装を切り替えることを目指します。

ウインナーソーセージを入れるプラスチックの袋としては上の部分をテープで結び巾着のように膨らませるものが広く使われています。

売り場で目立たせることを目的に各社が導入し、今では、比較的高価格帯のものを中心にウインナーソーセージのおよそ半分で使われています。

ハムやソーセージのメーカー120社余りでつくる「日本ハム・ソーセージ工業協同組合」はプラスチックの削減を進めるためこうした巾着型の包装を業界全体でやめる方針を固めました。

春ごろまでにすべての包装を切り替えることを目指します。

折り重なるような包装を辞めて長方形にするなど、新しいタイプを導入することでプラスチックの使用を最大で30%ほど削減できるということです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220126/k10013449971000.html
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