相馬市沖で白い粒子状の漂流物 船舶の航行に注意呼びかけ
01月27日 12時52分

26日、福島県相馬市の沖合で白い粒子状の漂流物が帯状に浮かんでいるのが見つかりました。
県は、固さなどの特徴から小笠原諸島の海底火山の噴火による軽石である可能性は低いとしていますが、船の航行に支障が出るおそれもあるとして注意を呼びかけています。

県水産課によりますと、26日午前7時ごろ、相馬市沖で海洋観測を行っていた県の漁業調査船「あづま」が、海面に浮かぶ白い粒子状の漂流物を発見しました。

漂流物は、相馬市の沖合およそ50キロから70キロの範囲の複数の場所で確認され、帯状に広がり、大量に密集しているところもあったということです。

1粒当たりの大きさは数ミリから2センチほどで、非常にもろいものや弾力性のあるものが混じっているということで、県は、現時点では小笠原諸島の海底火山の噴火で出た軽石の可能性は低いとみています。

今のところ船の航行や漁業などへの影響は報告されていないということですが、県は、漂流物が船のエンジンを冷やすための海水を取り込む取水口に詰まると航行できなくなるおそれがあるとして、注意を呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20220127/6050017077.html
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謎の白い粒子が相馬沖に大量漂流 漁船などに注意呼びかけ<福島県>
https://www.fnn.jp/articles/amp/305761
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