松江市の公立高校に侵入し、女子更衣室のロッカーを物色したなどとして、建造物侵入と窃盗未遂罪に問われた同市の無職の被告の男(21)の初公判が27日、地裁(畑口泰成裁判官)であった。被告は起訴事実を認め、検察側は懲役1年を求刑して即日結審した。判決は2月17日。

 起訴状などによると、被告は昨年11月22日未明、同校体育館の女子更衣室に窓から侵入してロッカーなどを物色し、好みの匂いのする女性の靴を探したが見つからず未遂に終わったとされる。

 検察側は論告で「自己の性的欲求を満たすためで計画性がある」と指摘。弁護側は「職を失い社会的制裁を受けている」として、執行猶予付きの判決を求めた。

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