ボッティチェリのキリスト画、52億円で落札 米で競売

1/28(金) 23:59

【AFP=時事】イタリア・ルネサンスの巨匠サンドロ・ボッティチェリ(Sandro Botticelli)がイエス・キリスト(Jesus Christ)を描いた希少な作品が27日、米競売大手サザビーズ(Sotheby's)によるニューヨークでのオークションで約4500万ドル(約52億円)で落札された。

 ボッティチェリ作品の大半は美術館が所蔵しており、個人収集家に所有されている数は少ないとはいえ、1年前にも別の絵画が過去最高の9200万ドル(約106億円)で落札されている。

 今回出品されたのは、ボッティチェリが晩年、1500年代初頭に描いた「悲しみの人(The Man of Sorrows)」。
3人が電話で7分間の入札合戦を行い、最終的に3930万ドル(約45億円)で落札された。手数料などを合わせると、総額は4541万ドル(約52億5000万円)に上る。

 新型コロナウイルスの世界的大流行の影響で、2020年に低調だったアート市場は、翌21年には活況となり、競売各社もその恩恵を受けた。
サザビーズは同年、73億ドル(約8400億円)を売り上げ、過去最高を記録した。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/03c3d85376eb2da9a61d56f3736a222dcf3e389b

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