レイプに火だるま…ウイグル強制収容所の悲惨すぎる日常を亡命者が暴露
国際2022.01.24
https://www.mag2.com/p/news/525834

中国が『職業技能教育訓練センター』という名で呼んでいる新疆ウイグル
自治区の収容所。そのような名前は建前であり、中では悲惨な光景が繰
り広げられている──。それが事実に近いはずとメルマガ『1分間書評!『
一日一冊:人生の智恵』』の中で語られています。今回はその強制収容
所で中国語講師として働いていた女性がその内情を詳しく語った一冊を
紹介しています。

中国が「キツネ狩り」として、国外逃亡した約1万人を誘拐や脅迫によって
強制帰国させているという記事を読んで、手にした一冊です。著者も亡命
先のスウェーデンでマスコミの取材を受ける度に、電話で「黙らないか。
子どものことを考えろ」と電話で脅迫されています。

著者は、新疆ウイグル自治区の強制収容所で中国語教師として働いてい
ました。強制収容所を辞めた後、著者は仲間から次は自分が収容されると
知らされ、カザフスタンに脱出したのです。

ところが、カザフスタンでは亡命が認められず中国に強制送還されそうに
なりますが、運良くスウェーデンに亡命することができ、この本を書くこと
ができたのです。運が良かった、奇跡に近いことだと思います。

中国の新疆ウイグル自治区では100〜300万人のウイグル人が強制収容所
に収容されていると言われています。中国ではその収容所は職業技能教
育訓練センターであるとしています。しかし、収容されるときは夜に警察から
手錠をかけられ強制的に逮捕されるのです。

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