インドの首都ニューデリー東部で26日、21歳の既婚女性を拉致して集団レイプした後、街中を歩かせてさらし者にしたとして、複数の女を含む11人が逮捕された。
警察が28日、明らかにした。

 ソーシャルメディアに投稿された映像では、顔に黒インクを塗り付けられ、髪を切られた被害者が複数の女に小突かれたり、罵声を浴びせられたりしている。
周囲では見物人が歓声を上げ、携帯電話で動画を撮影していた。
AFPはこの映像を独自に検証できていない。

 警察のR・サティヤスンダラム(R. Sathiyasundaram)氏は、隣人同士の「長年の対立」が原因とだけ明らかにした。

 報道によると、加害者らの親族の16歳少年が、2歳の子どもがいる被害者を口説いて断られた後、列車に飛び込んで自殺した。

 サティヤスンダラム氏はAFPに対し、「未成年2人を含む11人を逮捕した。全員が親族で、複数の女が先頭に立っていたことは映像から明らかだ」と述べた。

 被害者が警察に語ったところによると、拉致されて複数の男と少年にレイプされた後、棒でたたかれ、通りを歩かされた。
レイプをけしかけたのは女たちだという。

 警察のチンマイ・ビスワル(Chinmay Biswal)氏はAFPに、事件に関与したその他の人物を特定するため映像を調べており、逮捕者はさらに増えるとの見方を示した。

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