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大阪府・吉村洋文知事、府内で新たに1万人前後感染を発表「自宅待機SOS回線を300回線に強化」

大阪府の吉村洋文知事が28日、新型コロナウイルスの大阪府内の新規陽性者数は1万人前後と発表した。大阪府庁で記者の囲みに応じた吉村知事は「3日間ほぼ1万人規模が続いている。今後さらに増えてくると思う。保健所から連絡がない、困ってる方は自宅待機SOSに連絡してください。24時間体制です」と話した。

保健所の業務については、リスクの高い方に重点化することを明言。「どういった世代が重症化するのか、重点化していくことが重要。リスク要因がない方は困った時は自宅待機SOSを活用してください」とした。保健所業務の対応については、31日からファーストタッチ対象者を40歳以上に重点化するとし「重症化リスクのない39歳以下は、まず自宅療養を基本とし、必要な情報をSMS(ショートメッセージ)を活用して周知。宿泊療養を希望する場合は自宅待機SOSに連絡をしてください」と説明した。

 この保健所業務の対応の変化により、自宅待機SOS電話の体制強化も発表。保健所に電話がつながらない場合に、宿泊療養の案内や代替の診療所紹介。健康相談、不安相談にも応じており「24時間150回線で運用しているが、最多は2700件相談あった。80%の応答維持をしているが、時間帯で繫がりにくい時がある。着信が多い時間帯を29日から200回線。2月5日から300回線で対応する」と、回線強化を明言した。

 31日から大阪コロナ大規模医療・療養センターの運用も開始。31日午前9時から入所予約を開始し「コロナ陽性で原則40歳未満の方。あくまでも一時避難的な施設として受付をする。重症化リスクのある方はホテル療養を案内します」とした。

https://hochi.news/articles/20220128-OHT1T51132.html?page=1