2021.02.08(月)
 射水市の38歳の男性が7日、山形県の蔵王で登山中に吹雪にあって救助を求め、山形県警が捜索していますが発見に至っていません。
 遭難したのは、射水市港町の会社員 吉村友佑さん(38)です。
 警察によりますと吉村さんは7日、山形県上山市の蔵王連峰の熊野岳で1人で登山していましたが、午前10時ごろ、吹雪で道に迷ったと携帯電話で110番通報してきました。
 7日は、警察と山岳救助隊に加え、上空から警察のヘリコプターが夕方まで捜索にあたりましたが、発見できませんでした。
8日午前9時から10人体制で地上からの捜索が再開されましたが、現場は霧で見通しが悪く、現在まで手掛かりは得られていません。
 警察は、7日の日中、吉村さんと携帯電話で連絡がとれていて、けががないこと、防寒具を身に着けていて食料もあることを確認しています
。しかし、7日午後8時すぎに「かなり寒い」といった内容の話をしたのを最後に、電話はかかるものの、呼び出しに出なくなったということです。