土地を取引する際の指標となる「基準地価」が21日、発表されました。福岡県では地価の上げ幅が拡大し、上昇率で全国1位となりました。
ことしの商業地の上昇率の全国ランキングを見てみると、上位10地点のうち、なんと8地点が福岡県内で、そのうち7地点が福岡市内となっています。
全国トップとなった福岡市博多区綱場町は、オフィスビルが立ち並び、博多駅と天神の両方から約2キロの距離があり、
これまであまり注目されてきませんでした。なぜ今回、上昇率1位になったのでしょうか。
■日本不動産研究所・高田卓巳さん
「高い上昇率となっている地域については、これまでの賃料が割安感があって、買い主がいままでの水準よりも高く貸せたりすると判断。」
また県によりますと、『天神ビッグバン』や来年度に予定されている地下鉄七隈線の博多駅までの延伸などによって、
都市部の集客力向上が見込まれ、地価を押し上げているということです。
さらに世界的な新型コロナウイルス対策も地価上昇の背景にあります。
■高田さん
「世界的な金融緩和で世の中にお金が溢れている状況が続いていて、その資金が不動産に流れ込んでいる。」
全国の商業地上昇率ランキング
1位 15・8% 福岡市博多区網場町
2位 15・1% 福岡市博多区冷泉町
3位 15・0% 福岡市中央区高砂2
4位 14・7% 福岡市中央区舞鶴1
5位 14・7% 北海道北広島市共栄町1
6位 14・4% 福岡市中央区舞鶴3
7位 14・0% 福岡市中央区草香江2
8位 13・9% 福岡県太宰府市通古賀3
9位 13・5% 北安曇郡白馬村大字北城字新田3020
10位 13・2% 福岡市中央区天神4
https://i.imgur.com/cdwezlD.png 全文はソース元で
https://news.yahoo.co.jp/articles/5fbeebf2a4d5736385baebc9f96f62589c5ea72a