アンコウつるし切り 高校生が動画をネットで公開 祭り中止で

潟県糸魚川市にある県立海洋高校の生徒が、地元の祭りで披露する予定だったアンコウのつるし切りの様子を撮影し、30日からインターネットで公開しています。

新潟県糸魚川市にある県立海洋高校では毎年、食品科学コースの生徒が、アンコウをつるして包丁でさばく、つるし切りの技術を習得し、1月に行われる「糸魚川荒波あんこう祭り」などで披露してきました。

しかし、新型コロナウイルスの感染の急拡大を受け、去年に続けてことしもあんこう祭りが中止になったことから、生徒たちは練習の成果を披露しようとつるし切りの様子を撮影し、動画投稿サイトのユーチューブで30日から公開しています。

動画では、3年生の小倉吹樹さんが、ひれや胃袋などおいしい部位を紹介しながら、およそ20キロあるアンコウを手際よくさばいています。

また、ほかの生徒たちがアンコウにまつわるクイズを出題したり、アンコウの胃袋の中身を紹介したりしています。

生徒たちが祭りの当日にふるまう予定だったアンコウ汁は、ことしはオンラインで販売されています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220131/k10013457921000.html

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220131/K10013457921_2201301833_2201310447_01_02.jpg
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220131/K10013457921_2201301833_2201310447_01_03.jpg