2月4日に開会式を迎える北京冬季五輪をめぐり、フランスのボーヌ欧州問題担当相は1月30日の仏ラジオ番組で、
マラシネアヌ担当相を大会に派遣するものの、開会式には出席しない見通しだと明らかにした。

 ボーヌ氏は「欧州の大半の国は国家元首級を開会式に参加させない対応を取る。
我々は担当相が開会式の後に(選手の激励に大会へ)行くことになるだろう」と語った。

 2024年にパリで夏季五輪を控えるフランスは、ブランケール教育兼スポーツ相が昨年末「スポーツは政治的干渉から
最大限守られなければならない。(北京五輪で)外交ボイコットはしない」と述べる一方、
マクロン大統領は欧州連合(EU)で足並みをそろえる必要性を訴えていた。(パリ=疋田多揚)

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