2022年1月29日、新浪科技は、米アップルが発表したモバイル端末向けOS、iOSの最新バージョンで
「妊娠する男性」の絵文字が採用されていることが物議を醸していると報じた。

記事は、アップルが27日に発表した新しいバージョンのiOS 15.4テスト版に「妊娠した男性」の絵文字が含まれていたと紹介。
同バージョンは年内にすべてのiPhoneユーザー向けに提供される予定であるとした。そして、この絵文字について
ネット上で議論が起こり、一部のカルチャー評論家からは「女性と男性と区別する要素を打ち消すもの、
女性らしさを剥奪するものだ」との意見が出ていると伝えた。

その上で、物議を醸している絵文字は「Emojipedia」が2021年9月にリリースしたものであり、Emojipediaで初めて
公開された時にも一部から批判の声が出たと説明。批判に対しEmojipediaはウェブ上で「新たな絵文字は
トランスジェンダーやショートヘアの女性などの集団、さらにはグルメをおなかいっぱい食べた人などを
表す記号として用いることができる」とコメントしたことを紹介している。一方で、
今回の議論に対してアップルはコメントを出していないとした。

さらに、女性として生まれ妊娠能力を持ち、その後男性であることが確定したトランスジェンダー男性が
妊娠したケースについて、米国内の統計ははっきりしないものの、オーストラリアでは2018年時点で
22人いたという、ある健康サイトの情報を伝えた。
https://news.biglobe.ne.jp/international/0130/rec_220130_5522397148.html
https://livedoor.blogimg.jp/all_nations/imgs/1/9/1926d043.jpg