まず
@日本は誰の国か?→天皇
Aなんで?→孝徳天皇「日本中の土地は俺様のもの!」宣言=646年「改新の詔」(どうもウソっぽい)
  公地公民制、王土王民思想スタート(※但し一方的な宣言)
B何はともあれ720年くらいまでに律令体制確立
  ∴戸籍=つまり税金の台帳=つまり支配される側の国民が王土王民を認めた!
Cしかし日本の土地支配が天皇家からジワジワと貴族や寺社たちに奪われていく
D源平合戦を経て鎌倉幕府成立、守護地頭という形で土地支配権の半分を武家に持っていかれる
  つまり日本の半分は天皇一族のもの、もう半分は武士のもの
E幕府は「六波羅探題」で京都の公家どもが大人しくしているかを監視最前線
  それゆえ六波羅探題ポストは幕府のエリート出世コース
F一瞬後醍醐天皇が権力取り戻すが秀吉の「太閤検地」で根こそぎ全部武士に土地支配権を奪われる
  天皇家や公家はお情けで幕府から支配地を分け与えられる始末
G結局幕末まで土地は幕府のもの、しかし維新により版籍奉還地租改正でまた天皇のものに戻る

「土地支配権」というものを天皇一派(というより天皇の名をかたる為政者)が主張し、それを抑える武家の幕府が「六波羅探題」から「京都所司代」「京都守護職」と名を変えながら禁中の統制を図る


そんな歴史の産物