例えば政府の分科会メンバーからは議事録に載らない非公式な形で「もはや、まん延防止措置を発動したところで意味がない」「事実上のお手上げ状態にあることを国民に伝えるべきだ」との率直な意見が上がっていたという。

そうした意見は官邸を通じて岸田文雄総理(64)の耳にも届いたが、「聞く力」は発揮されず。

「結局、打つ手なしの現状に呆然としながらも『だからと言って何もしないわけにはいかない』『無意味でもとりあえずはまん防しかないだろう』との判断に至ったのです」(自民党関係者)

 そんな中で、尾身茂会長(72)の爆弾発言が炸裂。「人流抑制ではなく人数制限を」「ステイホームなんて必要ない。渋谷駅前の交差点がいくら混んでいてもほとんど感染しない」「対策をすれば飲食店を閉める必要はない」などというものだ。自民党関係者によれば、これに岸田総理と官邸は激怒。「とにかく分科会を黙らせろ!」「そして、尾身の動きを常に監視しろ!」とパニック状態になり、強硬な極秘命令が怒号とともに発出されたと聞いているという。

https://news.biglobe.ne.jp/smart/amp/domestic/0201/asg_220201_4490437672.html