「反マスク」の競馬実況アナが退職「遂には失職してしまった」

競馬実況の竹之上次男アナウンサーが1月31日、自身のブログを更新し、この日でプロダクションをやめ、園田・姫路競馬場の実況を引退すると発表した。
「楽しかったことしか思い起こすことができません」と振り返っている。

竹之上アナは、ツイッターで「反マスク」などの主張を繰り返していた。
競馬を開催する兵庫県競馬組合に苦情が寄せられ、2021年夏にはコロナ関連のツイートを自粛。
プロダクションから、3日間の「出勤停止」も受けた。

ブログによると、同年12月22日、久しぶりに電車通勤をしたところ、ノーマスク姿を同競馬組合に見とがめられ、プロダクションからも注意されたことで退職を決意したという。
主張をとおした末、「遂には失職してしまった」とつづっている。

なお、竹之上アナは「普段マスクは一切しない」としつつも、ファンエリアをおとずれるときや騎手・調教師らを取材するときにはマスクをつけていたという。
実況放送中に持論を展開したこともなかったと述べている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/12316a47e40eaf75bff7ee73e5a8332154e549bf