安倍元首相の凋落と不人気ぶりが話題に…地元・山口“お国入り選挙”でも2万票減、焦る本人
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/296959 「全国一」を目指したはずが、安倍元首相の得票数は8万448票と、前回2017年衆院選から2万4000票も減らした。得票率も70%を下回ってしまった。
12年ぶりに地元で選挙活動に精を出した割に、意外なほどの不人気ぶりがうかがえる。
得票数でいえば、全国1位は21万515票を獲得した河野太郎前行革担当相(神奈川15区)だった。
05年の小泉純一郎元首相(19万7037票)、
09年の鳩山由紀夫元首相(20万1461票)を超え、
現行の小選挙区比例代表並立制が導入された1996年以降の歴代最多得票記録を塗り替えた。
得票率では石破茂元幹事長(鳥取1区)が84.07%で全国トップだった。
「山口4区には、“モリカケ桜”などの問題がこれだけ噴出しても安倍氏を信任するのかと、全国から厳しい目が注がれていた。
地元の有権者も、安倍氏には入れたくないが、他に有力な対抗馬もいないからと棄権した人が多かったのでしょう。
“安倍離れ”が進む危機感が12年ぶりの地元入りにつながったのかもしれません。
今では山口県全体の期待が、総理総裁を目指して衆院山口3区に鞍替えした林芳正氏に移っているように感じます」