
那覇署は3日までに、市内に住む30代男性の自家用車2台の塗装を剝がすなどしたとして、元復讐(ふくしゅう)代行業者で無職の男(56)=千葉県=と無職の女(33)=那覇市=を器物損壊容疑で逮捕した。2日付。
女は自身の子どもが通う学校内での児童同士のトラブルから、その親である被害男性ら夫婦に対し復讐心を募らせ、当時復讐代行をインターネット上でうたっていた男に依頼したとみられる。
逮捕容疑は昨年1月下旬、自宅に駐車していた被害男性所有の車2台の塗装を剝離剤などを使って損壊(修繕費約112万円)した疑い。
署によると、女は被害者夫婦へのつきまといや職場への苦情電話など嫌がらせを続け、余罪が他にもあるとみて調べている。捜査に支障があるとして両容疑者の認否は明らかにしていない。
ネット上には復讐代行をうたう広告が多くあるが、県警は犯罪に巻き込まれるリスクが高く依頼しないよう注意を呼び掛けている。
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