
高校生が「宇宙船内服」 着物モチーフに改良重ね 「本家」も高評価
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宇宙飛行士が宇宙船の中で着る「船内服」を、山口県立萩商工高校の生徒たちが完成させた。
モチーフにしたのは着物(和服)。動きやすさ、臭い対策、そして重力……。宇宙航空研究開発機構(JAXA)とも連携しながら、随所に「宇宙」を想定した工夫を凝らした。国際宇宙ステーションで、日本人飛行士に着てもらうことが最終目標だ。
3年生の授業「課題研究」のテーマの一つ。
国際協力の大切さや異文化を尊重する意義を、宇宙から世界へ伝える狙いがある。
昨年度は女性用を完成させた。
動きやすいようにズボン型のはかまと上着に分け、袖と裾は機材に引っかからないように絞った形にした。
火災に備え、裏地は燃えにくい繊維でできた生地を使った。着崩れしないように、前合わせは面ファスナーを用いて重ね、襟は縫い付けた。