畑はウィキペディアを批判している[7]。

ウィキペディア日本語版の本項目において、「大麻の栽培許可証を持ち、『ムツゴールド』なる品種を育ててアムステルダムの大麻品評会で準優勝した」という虚偽の内容を書き加えられたことがある[7]。この虚偽内容を真に受けた者がインタビューで畑に直接尋ねたため、本人の知るところとなった[7]。

この一件について、畑は著書『ムツゴロウの東京物語』で以下のように不快感を表明した。「私は、麻薬の類が極端に嫌いであり、手を出すなよと、周りに戒めてきた。多分、フリーライターが書いたものだろうが、私が最も嫌いなものをつけ加えて、裏でニヤリとしているに違いなかった。それは悪意に満ちた人物紹介だった」[7]。また畑は、ウェブや電子メールのような情報伝達手段の普及を歓迎しつつ、それにより悪意の虚偽情報が拡散されやすくなったことについて憂慮している[7]。