自民が絶対安定多数の261議席、立民は96議席にとどまる
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10月31日投開票の衆院選では、自民党が公示前の276議席から15議席減らしたものの、追加公認を含め、絶対安定多数(261議席)を単独で確保した。擁立した九つの小選挙区で全勝した公明党の32議席と合わせて、与党で計293議席を獲得した。

立憲民主党は、比例選で公示前から23議席を減らし、計96議席にとどまった。日本維新の会は公示前の3・7倍となる41議席を得て第3党に躍り出た。国民民主党は、小選挙区に擁立した前議員全員が勝利し、11議席を獲得。共産党は2議席減らし、10議席にとどまった。

  ◆絶対安定多数 =衆院の全17常任委員会で委員長ポストを独占した上で、全委員会で委員数の過半数を確保できる議席数を指す。造反がない限り、委員会で法案が否決される恐れがなくなるため、与党側が国会を安定的に運営できるかどうかの指標となる。