ネット上でのひぼう・中傷防止 大阪府が有識者会議設置へ

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20220204/2000057401.html
インターネット上でのひぼうや中傷を防ぐための条例の制定を目指している大阪府は、新年度・令和4年度に人権問題に詳しい専門家らで作る有識者会議を新たに設置し、加害者への罰則のあり方や、被害者への支援策について本格的な検討を始めることになりました。

インターネット上での深刻なひぼうや中傷が問題となる中、大阪府は、これを防ぐための条例の制定を目指しています。
ただ、加害者への罰則や、被害者の具体的な支援策など、より実効性のある内容を盛り込むためには、専門的な見地からの議論が必要だとして、府は、インターネットや人権問題などに詳しい専門家や弁護士らで作る有識者会議を新たに設置する方針を固めました。
会議では、▽どのような書き込みがひぼう中傷にあたるのかを明確にした上で、▽加害者への罰則を盛り込むべきかどうかや、▽書き込みを削除できるようにするなどの被害者への支援策について、議論が行われる見通しです。