自治労が1月27、28日に開いた中央委員会では、連合が検討中の参院選基本方針の素案や、会長の発言について、複数の県本部から苦言が相次いで出された。

 宮崎県本部は、昨秋の衆院選の宮崎の選挙区で久々に野党候補の当選を実現したことを報告し、「共産党を含めた野党共闘の賜物(たまもの)。共闘がなければ(自民党の議席独占に)逆戻りになる。(素案が)共産党が協力する候補を推薦しないというのは理解不能だ。私たちも全労連には煮え湯を飲まされているが、政権交代のためには立憲民主と国民民主が中心になって共闘し、共産党にも協力してほしいというぐらいのことを芳野友子会長は言ってほしい」と発言した。

連合方針素案に苦言相次ぐ/自治労中央委/「共闘なければ逆戻り」
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