【新春インタビュー】芥川賞作家・西村賢太「僕は“仕方がない”から風俗に行っているんです」

――そもそも、西村さんが風俗に目覚めたのはいつ頃なんですか?

西村:15歳のときです。中学を卒業して一人暮らしを始め、最初に行ったのが池袋のソープランドでした。その店にしばらくして通い、次に金町(東京・葛飾区)の1万円ソープ≠ノ足を運ぶようになって……。ものすごく女のコのレベルは低かったですが、気がついたら風俗にはまっていましたね。

――15歳で風俗デビュー。しかも初っ端からソープですかっ!さすがです。

西村:当時のボクは、中学時代の同級生よりも先んじて女体を知りたい≠ニいう焦りに駆られていたんです。そうしないと自分のプライドが保てないと本気で思ってた。周りはみんな高校に進学したのに、ボクだけが中卒でしたからね。今から思えばせめて女だけはこいつらより先に知らないと≠チていう変な見栄があったんだと思います。
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