愛知・刈谷市にある建築会社の駐車場。 1月16日午前2時半、ヘッドライトを照らして走ってきた車が、急停止した。
すると、現れたのは、目出し帽をかぶり、上下作業着とみられる服を着た不審な人物。 手には懐中電灯。
トラックの車内を確認すると、何かに持ち替えた。 そして、荷台のカバーを止めるゴムバンドを切断。
狙いは、荷台にある建築道具だろうか。 いよいよ盗もうとしたその時、中をのぞいた途端、何も取らずに逃走した。
なぜ、何も盗まなかったのか。 被害に遭った建築会社の社長は、「たまたま何も載せていなかった。
車検に出す前で、運よく荷台は空っぽ。だから、盗みに来た人物からすれば、的外れだった」と話した。
この会社では、警察に器物損壊の被害届を提出。 さらに、防犯カメラを高解像度のものに替えたという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/713f26f41820ae217637899c5a01d29210686877