賞味期限が切れたベーコンとカニカマを食料品店の陳列棚に並べたとして、兵庫県警加古川署は9日、偽計業務妨害の疑いで、同県加古川市のパートの女(64)を逮捕した。

 逮捕容疑は1月12日午前9時20分ごろ、同市内の食料品店で賞味期限が切れたベーコンとカニカマを棚に並べ、他の客が購入できる状態にして、業務を妨害した疑い。同署の調べに対し、容疑を認めているという。

 同署によると、女が並べたベーコンは賞味期限が2021年9月で、現在も販売中の商品。カニカマは賞味期限が同12月で、かつて同店でも取り扱っていた商品だった。同年、同様の被害があり、今年1月中旬に同店の担当者が防犯カメラの映像などを確認したところ、女が商品を並べる姿が映っていたという。

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