その後、1月27日になって大阪府内に住む19歳の女子大学生が香川県内の警察署に出頭して関与を認め「スマートフォンを上着の袖に隠して撮影した。1人でやった」などと話していましたが、関係者によりますとその後の捜査で20代のシステムエンジニアの男性が不正を手助けした疑いがあることが分かったということです。

この男性は試験会場とは別の場所にいて、事情を知らない東京大学の学生とネット上でやり取りをして試験問題の解答を受け取り、女子大学生に送っていたということです。

また、女子大学生とはネット上で知り合い、手助けすることで報酬を受け取る約束だったとみられ、任意の事情聴取に対して容疑を認めているということです。

警視庁は、10日、2人を偽計業務妨害の疑いで書類送検しました。