概要
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20220201-03.html

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楽天証券のクレカ積立ポイント改定、「最初の目論見が外れた。ビジネスとしての正常化図る」
https://www.itmedia.co.jp/business/spv/2202/09/news084_0.html
(前略)
「数年でリカバリーできるだろうという採算性を見て始めたが、どんどん信託報酬の引き下げがあり、販売手数料ゼロ化もあって、最初の目論見が外れた。低報酬投資信託についての採算性は合わなくなった」

 21年12月期の決算説明会で、楠雄治社長はこう話した。投資信託からの収益源は販売時手数料と、継続的に投資家が支払う信託報酬がある。
19年12月にすべての投信の販売手数料は無料化(ノーロード)され、さらに信託報酬を大きく引き下げた低コストインデックスファンドが人気となった。このことが、当初想定した利益構造を狂わせた。

このような状況から、信託報酬が低い2000本あまりの投信については、カードのポイント還元率を0.2%に引き下げる。
https://www.itmedia.co.jp/business/spv/2112/28/news082.html

 さらに保有投信に対する継続的なポイント還元も変更する。「投信が伸びない状況のときに、残高に応じてポイントを返していた。
しかし低報酬ファンドについては(収入を)全額返すことになっていた。ここは正常なビジネスを行うために修正させていただいた」(楠氏)

 ここに来て利益面の改善に手をつけるのは、証券会社に求められる自己資本比率規制もある。ビジネスが拡大する一方、利益率はだんだん下がってきており、黒字であっても自己資本比率が減る状況にあった。

いかそーす