華夷秩序の中では、漢字「一文字」の国号は「大国」を表し、
『漢字「二文字」の国号は「冊封を受ける蛮国」を表す』。
 中華の歴代王朝は「夏 、殷、周、秦、漢」と以下全て一文字。
鮮卑は「魏」、蒙古は「元」、女真は「金」・「清」と、征服王朝が『二文字国号を一文字に改めた例も多い』。
1897年の「大韓帝国」成立、『朝鮮を「韓」と改めた』のも、独立意識の表われか。
 ところが、一文字国号で呼ばれていたのに、わざわざ二文字国号に改めた民族がいる。「倭」(→日本)だ。
 『二文字国号「日本」は、要するに「中国の東」って意味だろう。「朝鮮」とも発想が似てる。辺境扱いの名前だ』