日本は「ジェノサイド」認定を 在日ウイグル人、中国を批判 那覇
2/11(金) 9:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f00e1a63ea2365f15b43b39ba68b3a004d504a5

日本ウイグル協会のハリマト・ローズ副会長は1月29日、那覇市内で
講演し「中国政府は新疆(しんきょう)ウイグル自治区に住むウイグル
人を虐殺している」と訴えた。
 欧米諸国は既に「ジェノサイド認定」を行ったとして「日本や国連も
認定してほしい」と求めた。県民にはウイグルに関する情報を収集し
拡散することや、政治家を通じ中国に圧力をかけることを求めた。
 ハリマト氏によると、2016年ごろから中国政府によるウイグル人への
監視や強制収容が始まった。宗教弾圧や強制結婚、強制労働、女性
の不妊化手術、親が収容された子どもへの洗脳教育、臓器売買が
行われている。
 海外で暮らすウイグル人への脅迫もある。「家族と連絡が取れない
人も多い。東大に留学していた女子大生は父親が心配でウイグルに
戻り、亡くなった」と涙を流した。2020年に強制収容所に入れられ殺害
された可能性があるという。
 中国国内では大学の学長や企業家を含む約300万人のウイグル人
が強制収容されており、行方不明になっている。
 ウイグルへの弾圧はナチスドイツによるユダヤ人大虐殺「ホロコー
スト」を上回ると悲惨さを訴えた。
 質疑でマイクを握ったキリスト教関係者は「中国はキリスト教も弾圧
している。沖縄の宗教関係者は中国に抗議すべきだ」と指摘した。

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