昨年11月、奈良県大和郡山市の大手菓子メーカー「UHA味覚糖」奈良工場で発生した火災で、郡山署などは9日、倉庫建設の下請け会社社員の横山絢一容疑者(33)(大和郡山市矢田山町)を現住建造物等放火の疑いで再逮捕した。「段ボールに火をつけて燃やした」と容疑を認めているという。 

発表では、横山容疑者は昨年11月28日朝、工場敷地内のプレハブ仮設事務所に放火し、全焼させた疑い。火災によるけが人はなかった。同容疑者は事務所に放火後、建設中の鉄骨4階建て倉庫にも放火しようとし、1月20日に現住建造物等放火未遂の疑いで逮捕されていた。

同署によると、倉庫内に入れる人物が限られることなどから横山容疑者を特定。同容疑者は「業務上のミスを隠すためだった」と供述しているという。

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