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財務省、一転責任認める 「遺族におわび」―森友文書改ざん
2021年12月15日21時47分

学校法人森友学園をめぐる財務省の公文書改ざん問題で、国は15日、
同省近畿財務局職員赤木俊夫さんの自殺に対する損害賠償責任を一転して
認めた。鈴木俊一財務相は同省で記者会見し、「精神面、肉体面で
過剰な負荷が継続し、自死に至ったことについて国の責任は明らかとの
結論に至った」と説明。「赤木さんに哀悼の誠をささげ、ご遺族に
心よりおわびを申し上げる」と陳謝した。

 岸田文雄首相も記者団に「損害賠償(責任)について全面的に認めた
ということだ」と述べた。首相は14日に財務省側から報告を受けた際、
森友問題に関しては今後も真摯(しんし)に説明を尽くすよう指示したという。
 財務省は2018年に同問題の調査報告書を公表し、改ざん当時に
理財局長だった佐川宣寿元国税庁長官らが主導したと説明。再調査の
実施を繰り返し否定する一方、赤木さんの遺族が損害賠償を求めた訴訟では、
これまで争う姿勢を示してきた。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021121501073&;g=pol