消防設備、20年「改善」と報告 三幸製菓工場、4人は焼死
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 新潟県村上市の米菓製造大手「三幸製菓」荒川工場で起きた火災で、
消防が2020年9月に同工場に立ち入り検査した際、五つの消防用設備で軽微な不備が見つかっていたことが14日、
地元消防への取材で分かった。工場は指摘を受け、約1カ月後に改善したと報告していた。

 県警は同日、死亡した6人のうち、清掃担当のアルバイト女性従業員4人はいずれも焼死だったと明らかにした。
他の2人は身元が分かっておらず、連絡が取れていない20代の男性従業員2人とみて調べている。

 消防によると、20年9月の検査では消火器が本来の場所に設置されておらず、避難誘導灯も適切に点灯していなかった。