引きこもり44歳息子を70歳父親が殺害 事件から垣間見えた「老老介護社会」の歪み

父親は12月2日午後3時頃、「息子を殺した」と、妻に付き添われて福山西警察署に自首。
警察が長男の自宅に駆けつけると、遺体は布団の上にあおむけで手を合わせる形で寝かされ
体に毛布、顔には白い布がかけられていた。

「息子から“殺してくれ”と頼まれた」
「自分も年を取り、息子の将来を悲観して殺した」

警察は、こう供述する父親を殺人の疑いで逮捕。
長男の首にはロープのようなものを巻かれた痕があったという。

長男は、10代の頃に体調を崩し、高校を中退
何とか大検を受けて、大学に入学したものの、再び中退してからは、自宅に引きこもりがちになった。

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