村瀬心椛 選手村で羽生結弦見かけ「あーやばい本物だ」
スノーボードビッグエア女子で日本勢初の銅メダルを獲得し、さらに日本女子冬季五輪最年少メダルを更新する快挙を成し遂げた村瀬心椛(ここも、17)=ムラサキスポーツ=が16日、一夜明け会見を行った。「スノーボード最高。やってきてよかった」と喜びをかみしめた。
村瀬は歓喜から一夜明け、大量の祝福メッセージにメダル獲得の実感を込めた。「決まった時は、夢のような感じだったが、たくさんのメッセージに、メダル獲れてよかったと思った」と笑顔だった。
スロープスタイルでは10位に沈んだものの、ビッグエアでは会心の演技で冬季五輪女子最年少メダルを獲得。3本目を終えた際、順位に気づかずコースを去ろうとしたといい「まだ3位だよって教えてもらった。五輪でメダルを獲るのが小さい頃からの夢だった。うれしい」と振り返った。
競技以外での五輪の思い出を問われ、選手村の日本棟でフィギュアスケートの羽生結弦(ANA)を見かけたことを告白。「声はかけられなかったんですけど、あーやばい本物だと思いました。やば、やば、やばかったです」と間近で見た羽生に興奮した様子だった。
全出場種目を終えた村瀬は、昨年11月から続く海外での連戦を含め、約3カ月ぶりに日本に帰国する。「岐阜の空気を吸いたい。たこ焼きが好きなので、たこ焼きパーティーしたい。妹や家族と話したり、ご飯食べたり、普通のことを楽しく過ごせたらいいな」と何気ない日常を待ち望んだ。
次に目指すは、26年ミラノ・コルティナダンペッツォ大会での金メダルだ。「自分は銅じゃ終われない。1番てっぺん目指して金メダルを目指す。妹と一緒に五輪に出たい」と妹・由徠(ゆら)との活躍を誓った。
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