防火対策のもろさ露呈 三幸製菓工場火災
2022/2/16 7:00

>出火当時、荒川工場に出勤していた男性従業員によると、日常的に複数の棟の通路に機材や台車などが散乱していたという。
>今回も「逃げる最中に物につまずいた」と話し、十分な避難経路が確保されていなかった。

>別の従業員は「整理整頓が徹底されていなかった。本社の視察の時だけ取り繕うような風潮があり、
>安全対策を軽視していた面がある」と漏らす。

>また、複数の従業員は、避難灯の追加設置や古くなった機材の新調など、
>安全対策や労働環境改善を求める現場の声が反映されにくい「風通しの悪さ」があると打ち明けた。

>元従業員の男性は「生産を優先するため、トラブルや機械の修理でラインを止めづらい雰囲気があった。
>安全第一ではなく、対応が後手に回っていた」と語った。


起こるべくして起きたな