中国上海市で昨年12月、50歳代の日本人男性が中国当局に拘束されていたことが16日、日中関係筋への取材でわかった。
男性の拘束は現在も続いているという。
拘束の理由や経緯は不明だ。
中国では、2014年に「反スパイ法」が施行されて以降、当局による外国人の拘束が相次いでいる。

一方、日本政府関係者が明らかにしたところによると、中国でスパイ活動を行ったとして、懲役12年の実刑判決を受けて服役していた70歳代の日本人男性が7日、搬送先の北京市内の病院で病死した。
男性は15年に北京で拘束され、18年12月に北京市の第2中級人民法院(地裁)で有罪判決を受けた。
具体的な罪状は明らかにされていなかった。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220216-OYT1T50451/