ナショナルズの若き主砲フアン・ソト外野手(23)が、13年総額3億5000万ドル(約385億円)の超大型の契約延長を拒否していたと16日、ESPNが伝えた。オファーは昨年12月2日のロックアウト突入直前に提示されたという。もし成立していれば、エンゼルスのトラウト外野手の10年総額3億6000万ドル(約396億円)に次ぐ史上3位の金額だった。1位はドジャースのベッツ外野手の12年総額3億6500万ドル(約402億円)。
ソトはESPNの取材に「数カ月前にオファーをもらった。ロックアウトに入る前だったね。現時点では、毎年契約を更新するのがベストな選択肢だと僕と代理人は考えている」とコメントした。代理人はスコット・ボラス氏が務めている。今年の年俸は約1600万ドル(約17億6000万円)。24年オフにFAになる予定だ。
ドミニカ共和国出身のソトは18年にデビューし、同年22本塁打を放って新人王投票2位にランクイン。20年は打率3割5分1厘を記録して首位打者に輝き、両リーグ最高のOPS1・185をマークした。昨年はオールスターに初選出され、ホームランダービーでは1回戦でエンゼルス大谷に勝利。メジャー4年間で通算打率3割1厘、98本塁打、312打点。
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