小平奈緒×大野将平【対談】“自分は何者か”共鳴した思い
2022/2/2

小平選手

「アスリートは特別だという考え方ではなくて、本当に1人の人間として、
どんな人とでも寄り添って歩いていけるような人間でありたいなと
思ったのと。それをスポーツに置き換えたときに、リンクに
立っているから特別ではなくて、リンクに立っていたとしても
表現するものは自分の生きざまだと感じて。

だからこそ、例えば自分の体が思うように動かない状況でも試合を
棄権するのではなくて。負ける姿がすごく惨めなことに思われるかも
しれないんですけど、それさえも『自己表現の舞台にしよう』と思ってから
すごく楽になって。
試合に出るたびに勝たなきゃいけないというプレッシャーから解放されて。
どんな姿でも自分自身が戦っている姿をありのまま表現することが
スポーツの魅力だなと感じました」

http://www3.nhk.or.jp/news/special/beijing2022/special/07/#mokuji2