新書『世界の日本人ジョーク集 令和編』
https://www.sankei.com/article/20210404-2SWVEERIKNN4BMDVIAKUHQT4NQ/

「海外の人々が持つ日本人像を、ジョークを通じて楽しく学ぶ」をコンセプトに累計100万部突破という人気シリーズの最新刊。

 新作ジョークのほか、平成から令和への日本社会の移り変わりも紹介。菅政権や東京オリンピック、働き方にまつわるものも。たとえばニューヨーク、パリの夜景は、それぞれ「自由」「芸術」でできているとしたうえで、「東京の夜景は残業でできている」−。

 コロナ禍をネタにした章もあり、著者は「こんな時だからこそ」とユーモアの効用も説く。「時代の鏡」というジョークの数々から力を得たい。(早坂隆著、中公新書ラクレ・880円)