バイデン米大統領は18日、第2次大戦中の日系人強制収容の根拠になった大統領令署名から80年となる19日を前に声明を発表した。約12万人が正当な理由もなく公民権を奪われたと指摘。「二度とないように」と日本語を使い、同じ過ちを繰り返さないと約束すると宣言した。

バイデン氏は強制収容を「米国史の最も恥ずべき章の一つだ」と強調。家や仕事、財産だけでなく、自由も奪われたとして「取り返しのつかない被害を受けた日系人への連邦政府の公式謝罪を確認する」と表明した。

強制収容は「非米国的な行為だった。世代を超えて心の傷をもたらした」との認識を示した。

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