■担任をしていた女子児童の着替えを盗撮か わいせつ教諭を逮捕
今月12日、江東区の公立小学校教諭・河嶌健容疑者(46)が、児童ポルノ禁止法違反の容疑で逮捕された。
河嶌容疑者は、女子児童が着替える様子を盗撮したとみられる動画や画像をスマートフォンに保存し、所持していた疑いがもたれている。
警視庁によると、この画像に写っていたのは、当時、河嶌容疑者が担任を受け持っていたクラスの女子児童だったとみられる。
■「体を触られた」ーー発覚のきっかけは学校からの被害相談
「河嶌先生に体を触られた」
去年11月、別の女子児童から小学校に寄せられた被害相談が今回の事件発覚のきっかけだった。
その後、小学校から相談を受けた警視庁が、先月17日に河嶌容疑者の自宅を家宅捜索。
スマートフォンに保存された複数の女子児童を盗撮したとみられる動画や画像、計18点が見つかった。
逮捕容疑になった被害の女子児童は、運動着に書かれていた名前から特定に至ったという。
河嶌容疑者のスマホからはこのほか、インターネットからダウンロードされた児童ポルノ画像が計1000点以上見つかった。
■別の小学校で女子児童に“わいせつ行為”3か月の停職処分の過去
さらに取材を進めると、河嶌容疑者の“ある過去”が明らかになった。
板橋区の公立小学校で女子児童の体を触るなどのわいせつ行為をしたとして、2017年に3か月の停職処分を受けていたのだ。
当時、都の教育委員会は警察に相談することもなく、処分については「総合的判断」によって「懲戒免職」ではなく「停職」の判断を下していたという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/92c0fc170a42062c8e0f989b8c5dbb63d5af34c6