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■虎の門事件
虎ノ門事件(とらのもんじけん)は、1923年(大正12年)12月27日、
日本の東京市麹町区[1]虎ノ門外において皇太子・摂政宮裕仁親王
(後の昭和天皇)が無政府主義者の難波大助から狙撃を受けた暗殺未遂事件[2]。
関東大震災後に頻発したテロ事件の一つで、震災復興を進めていた
第2次山本内閣は引責による総辞職を余儀なくされた。

■難波 大助
(なんば だいすけ、1899年(明治32年)11月7日 -
1924年(大正13年)11月15日)は、日本の共産主義者で、極左テロリスト、
活動家。大正期の反逆的な社会運動家[1]。

1923年(大正12年)12月の虎ノ門事件で摂政宮(皇太子裕仁親王)を襲撃し、
暗殺しようとした。審理が行われた大審院でも皇室否定の主張を曲げず、
大逆罪により死刑に処された[1]。