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大阪市の松井一郎市長は18日、新型コロナウイルスの感染者情報入力業務を民間事業者に委託する際、契約書を作成していなかったことについて、「事務に不備があった。市民の信頼を損なうもので、おわび申し上げる」と謝罪した。

感染者情報を国のシステム「HER―SYS(ハーシス)」に入力する業務の一部を委託する契約。保健所業務の 逼迫のため委託することになったが、契約書を作らず、口頭でのやりとりだけだった。

松井市長は記者団に「担当者は契約書を作る必要性は認識していたが、多忙により失念したというか、先送りをしすぎた」と説明。約1億円の請負金額については「ほかの委託業務の単価と同じで、不適切ではない」とした。