ロシア・スポーツ相がフィギュアの年齢制限引き上げ案に反対「十分な論拠ある」

ロシアのオレグ・マティツィン・スポーツ相(57)が五輪参加年齢の引き上げに反対の姿勢を示した。同国放送局「ロシア24」で報じられた。


 国際スケート連盟(ISU)は、五輪などに参加できるシニアの年齢制限を17歳(現在は15歳)に引き上げる案を、6月の総会で諮る方向で進めている。

 これにマティツィン・スポーツ相はロシアテレビ局「ロシア24」に「私が知る限り、ISUはシニアの年齢制限を引き上げることを検討しているが、
我々は非常に若いスケーターが競技に参加するリスクを最小限に抑えることについて話し合っている。
ISU決定を尊重するが、現在の年齢制限を維持するのに十分な論拠がある」と主張。
ロシアは低年齢選手に英才教育の施し、フィギュア王国を築き上げてきた。

 北京五輪ではロシア・オリンピック委員会(ROC)のカミラ・ワリエワ(15)にドーピング問題が発覚し、
物議を醸したばかり。年齢引き上ならフィギュア界の勢力図が塗り替えられる可能性もあるが…。


https://news.yahoo.co.jp/articles/85bc7c7ad9a93e75d16c3c88375abb7b99b60458